「X(旧Twitter)の投稿って、何文字まで書けるの?」
実は、Xのポストには文字数制限があり、通常アカウントとX Premium(有料プラン)で上限が異なります。
結論から言うと、Xのポストの文字数には次のような制限が適用されます。
- 半角文字:1文字としてカウント
- 全角文字(日本語など):2文字としてカウント
- 改行:1文字としてカウント
- 絵文字:通常は1文字としてカウント
これを知らないまま投稿すると「途中で文が切れた」「投稿できなかった」といったことに…。
私の知人のブロガーも、長文をXに投稿しようとして文字数オーバーで苦労していました。
けれど、短文+写真という工夫をするようになってから読者の反応が増え、ブログのアクセスもアップしたそうです。

文字数制限は頭の体操にもなりそう!
そこでこの記事では、Xポストの文字数ルールやカウント方法、アカウント別の上限、よくある疑問への答えまでをやさしく解説します。
Xのポストの文字数に関する疑問は、本記事でスッキリ解決します!
- Xのポストは何文字までですか?
- Xは何文字まで無料ですか?
- 140文字以上ツイートするにはどうすればいいですか?
また、文字数制限を意識する前に、まずはポストの基本を押さえておきたい方はポストの投稿・編集方法をご覧ください。
なお、Xのその他に関する基本・便利ワザは、《 Xの使い方大全 | 初心者向けステップバイステップで解説 》をご覧ください。


【保有資格】
・Web解析士
・Googleアナリティクス認定資格
インフラ系SEからWeb業界に転身して企画・開発に従事。SNSの色んな裏側を見てきました。
この経験を活かして、スマホやPCが苦手な方でもSNSを楽しめる情報を発信しています。
Xポストの文字数の制限 | 改行・絵文字・URLは何文字分?


まず、Xの文字数カウントの基本ルールは以下のとおりです。
- 半角文字:1文字としてカウント
- 全角文字(日本語など):2文字としてカウント
これに基づき、Xのポストの文字数は以下のように制限されています。
無料アカウント | 全角140文字まで、半角280文字まで(アルファベット・数字などの文字種に関係なく、1文字 = 1カウント) |
---|---|
X Premium(有料アカウント) | 半角25,000文字まで |
また、タイムライン上に表示されるのは最初の280文字(半角換算)までで、それ以降は「さらに表示」をクリックする必要があります。
そのため、最初の数行で読者の興味を引くことができれば全文を読んでもらいやすくなります。
ちなみに、X ヘルプセンターではX Premiumの全角文字数は公開されていませんが、12,500文字と考えられます(半角25,000文字の半分)。
Xのポストの文字数が制限された理由


Xの前身であるTwitterは当初、SMS(ショートメッセージサービス)をベースとしたサービスとして始まりました。
このSMSの文字数の上限は160文字です。その中からユーザー名などに必要な分(約20文字)を除いた140文字がツイートに割り当てられていたことが由来となっています。
また、サービスコンセプトとして情報の「速報性」と「簡潔さ」を重視していたため、あえて制限を設けることにしたそうですが、これは後付けの理由っぽい気もします。
Xのポストに関するその他の機能や制限事項については以下の記事もご覧ください。
関連記事 ≫Xで自分の投稿を見る方法
関連記事 ≫Xのポストの「下書き」はどこ?保存場所と再開方法
ポストの文字数カウントルール | 改行・絵文字・URLは何文字分?
ポストには改行・絵文字・URL・ハッシュタグを含めたい場合があると思います。
Xでは単純な文字数だけでなく、これら改行・絵文字・URLなども文字数に影響します。
ここでは、実際にどうカウントされるのかを具体的に解説します。
これらは次のようにカウントされます。
改行 | 1文字としてカウントされます。 |
---|---|
絵文字 | 通常は1文字としてカウントされますが、複合絵文字は2文字以上になる場合があります。 |
URL | 常に23文字分としてカウントされます。 |
ハッシュタグ | 通常のテキストと同様にカウントされます(例:#ラーメン → 5文字)。 |
スペース | 文字列内のスペース(空白)も1文字としてカウントされます。 |
なお、リプライも基本的に一般ユーザーは140文字(全角)の制限が適用されます。
公式には発表されていませんが、通常のポストと同様にカウントされると考えられます。
画像や動画は文字数としてカウントされる?
ポスト内の画像、動画、GIF、投票などには、文字数制限が適用されません。
つまり、Xにおける画像や動画は文字数としてカウントされないことにないので、テキストの文字数を減らさずにメディアを追加できます。
ただし、画像、動画などにリンクが張られていると、XのURL短縮サービスにより自動的にリンクが生成され、約23文字としてカウントされるのでご注意ください。
また、画像付きポストに文字が含まれていると、その文字の入力数には制限が適用されます。画像の添付方法については、画像付きでポストする方法で詳しく紹介しています。
Xの文字数制限を超えてポストする裏ワザ
Xのポストの文字数は、上記のように全角140文字まで、半角280文字までとなっていますが、ある裏ワザを使うと、この制限を超えることができます。
それが「スレッド投稿」機能です。
複数のポストをつなげて投稿できるので、文字数制限を超えるような長文でも、1つのまとまった流れとして読んでもらえます。
それでは実際に、このスレッド投稿を実演してみましょう。
今回は、「スレッド機能1」というポストにスレッドを付け加えていきます。
まず、「スレッド機能1」というポストの吹き出しアイコンをタップ


そうすると次のような入力画面になります。


ここに「スレッド機能2」というメッセージを入力します。ここで終了するなら右上の「ポストする」をタップ、さらにスレッドを付け加えるなら右下の+アイコンをタップしましょう。
今回は「スレッド機能3」をさらに付け加えるため、+アイコンをタップしてみます。


3つめのスレッド作成画面になりました。
メッセージの入力が終わったら、「すべてポスト」を押します。


これでスレッド投稿は完了です。スレッド投稿は下図のように表示されます。


Xの文字数の制限を超えてポストしたい場合はぜひ、このスレッド投稿をお試しください。
それにしてもよく考えられた機能ですね。工夫の賜物ですね。
Xのプロフィールの文字数制限
Xではポストだけでなく、プロフィールにも文字数の制限があります。
制限の中で魅力的なプロフを作成しましょう!


名前 | 50文字まで |
---|---|
自己紹介 | 160文字まで |
場所 | 30文字まで |
ウェブサイト | 100文字まで |
XのDM(ダイレクトメッセージ)の文字数制限
XではDM(ダイレクトメッセージ)を送信できます。
このDMにも一定の文字数の制限がありますが、公式からの発表はありません。
しかし、様々なメディアで調べてみると、1通のDMにつき最大10,000文字(全角・半角問わず)送信可能なようで、画像、動画、リンクなどは上記の制限と同様の制限があります。
これはほとんどの場合、制限を気にすることなく送信できる文字数といえるでしょう。
なお、DMの送り方は以下の記事をご覧ください。
Xポストの文字数制限を逆手に取る活用術


Xのポストには文字数制限がありますが、これは「制限」ではなく表現力を磨くチャンスとも言えます!
実際、短い言葉で人の心を動かす投稿がバズったり、伝えたいことが簡潔に届くことでファンが増えたりするケース。
ここでは、140文字(または280文字)を活かして伝えるテクニックを、具体例付きで紹介します。
140文字で伝える「魅せるポスト術」実例紹介
私の知人である旅行ブロガーは、かつて長文の投稿で反応が薄かったのですが、「写真1枚+短文1行」のポストに切り替えたところ、エンゲージメント率が2倍以上にアップしたそうです。
例:✈️「3日間で5都市。移動ばかりだったけど、心が動いたのはこの1枚。」
このように、読者の想像を膨らませるような余白のある言葉は、限られた文字数でも強い印象を与えられます。
写真やURLと組み合わせて表現力を高める方法
- 写真+短文+ハッシュタグ3つまでで、視覚×テキストの相乗効果
- URLを埋め込んで詳細はブログへ誘導(ただしURLは23文字扱いに注意)
短文にしておくことで、リンクや画像の価値がより引き立ちます。
制限があるからこそ、シンプルで伝わる言葉選びが磨かれ、結果的にフォロワーの信頼やエンゲージメントにつながります。
文章が切れるリスクを防ぐ3つのテクニック
冒頭に結論を書く
「◯◯がバズった理由はこれ」→ 続きはリンクやスレッドで補足。
読み手の興味を最初の数秒でつかむのがポイントです。
リンク付きの追記で補完する
長文になりそうなときは、ブログ記事やnoteへのリンクを追加。
「詳しくはこちら👉」の一文で自然に誘導可能です。
分割投稿でストーリー性を持たせる
「①」「②」「③」と連続ポストを使えば、読者をポストに引き込むことができます。
この方法は特に情報量が多いときや、経験談を伝えたいときに有効です。
マネしたい!企業やインフルエンサーによる効果的な運用方法
文字数制限がある中で、多くの企業やインフルエンサーが効果的なポストを発信し、ユーザーの反応を得ています。
短い言葉で要点を伝えるスキルや、画像やハッシュタグを駆使した構成の工夫が盛りだくさんです。
この章では、実際に成果を上げているポストの事例を参考にしながら、Xにおける投稿のコツや、限られた文字数を最大限に活かす運用ポイントをご紹介します。
実際の企業アカウントの活用例
企業アカウントでは、短くインパクトのある文と視覚的に訴求力のある画像を組み合わせた投稿が多く見られます。
たとえば、キャンペーン告知や新商品の紹介では、文章は1〜2行で要点を簡潔に伝え、詳細は画像内に盛り込む手法が効果的です。
ユーザーの注目を集めるために、文字数を抑えながらも視覚的に情報を補完することで、いいね・リポストなどの反応を高めるよう設計されているようです。
たとえば、ユニクロ(@UNIQLO_JP)は新作商品の発売時に、1行のキャッチコピーとともに、価格や商品の魅力をビジュアル化した画像バナーや🌸などの絵文字を添えて投稿しています。
\お買い忘れはございませんか?/
— ユニクロ (@UNIQLO_JP) May 14, 2025
明日5/15(木)までの期間限定価格をお見逃しなく!
対象アイテムはこちら
👉https://t.co/2BZgrSAzbQ
売り切れ御免!値下げアイテムはこちら
👉https://t.co/wgB0ICkMuo https://t.co/Ns7UJcqpko
大手コンビニのローソン(@akiko_lawson)は、キャンペーンや新商品情報を「#ローソン新商品」「#まちかど厨房」などのブランド独自ハッシュタグを用いたポストを行っています。
\カツ丼なのにとじない!だから衣が活きる!/
— ローソン (@akiko_lawson) May 16, 2025
【まちかど厨房店限定】「とじない!厚切りロースカツ丼」が発売中♪
ふんわりたまごと店舗で揚げた厚切りカツの食感が楽しめます(^^)#ローソン #まちかど厨房https://t.co/WjsOVUzxlK pic.twitter.com/Wp1hAo1hKs
短文で興味を引き、詳細は画像で補足する手法は、スクロール中のユーザーの目を引くのに非常に効果的です。
いいね数・リポスト数が通常の投稿より数倍高くなる効果が期待できます。
ハッシュタグを使った投稿構成の工夫
投稿の最後にブランド独自のハッシュタグや、トレンドに合わせた共通タグを添えることで、検索性が高まり、より多くのユーザーに届く可能性が広がります。
特に、ハッシュタグを「内容の区切り」として活用することで、ポストが構造的に読みやすくなり、エンゲージメント向上にも貢献します。
無理に文字数を使い切らず、シンプルで明確なハッシュタグ運用がポイントのようです。
文字数制限を活かすXのライティング術
限られた文字数で情報を伝えなければならないXでは、文章の構成や表現方法が投稿の反応を大きく左右します。
ただ文字数に収めるのではなく、読みやすさ・伝わりやすさ・拡散されやすさを意識したライティング術を取り入れることで、少ない言葉でも強い印象を残すことが可能です。
要点を先に書く「逆三角形構造」
限られた文字数の中で情報を伝えるには、文章構成の工夫が必要不可欠です。
とくに有効なのが、結論から先に述べる「逆三角形構造」。
たとえば、『【重要】◯月◯日、全店舗でメンテナンスを実施します』のように、冒頭で結論を伝えるスタイルは、多くの公式アカウントでも活用されており、要点から始め、後に詳細を補足する構成です。
速報性が大きな特徴であるXのポストに適しており、ユーザーの理解を即座に促す点で効果的です。
ユーザーはタイムラインを高速でスクロールしているため、最初の一文で興味を引けなければ離脱されてしまいます。
冒頭で重要な結論を提示し、そのあとに補足情報を加えることで、短い文章でも高い伝達力が実現します。
箇条書き・区切り線などの視覚的工夫
情報量が多くなる場合は、1行ごとに改行を入れたり、記号(例:・||—)を活用した箇条書きにすることで、視認性が高まり、読者の理解度が向上します。
読みやすさを感じてもらえることでポストの印象や信頼性は格段に変わります。
シンプルながらも整理されたレイアウトは、限られた文字数の中でこそ効果を発揮する重要なテクニックです。
よくある質問(FAQ):Xポストの文字数制限で悩んだら・・・
クイズで確認!理解度チェック


本記事の理解度の確認クイズです!
はたして何問正解できるでしょうか?
Q1: ポストの文字数
X(旧Twitter)の通常のポスト(投稿)で、無料で入力できる全角文字数と半角文字数はそれぞれ何文字まででしょうか?
A. 全角140文字、半角280文字
B. 全角、半角ともに280文字
C. 文字数制限はない
正解はここをクリック
A. 全角140文字、半角280文字
Q2: URLの文字数制限
X(旧Twitter)でポストにURLを掲載した場合、文字列分の文字数が減らされてしまうでしょうか?
A. はい、その分、書ける文字数が減ってしまう
B. いいえ、一律で23文字分が消費される
C. まったく影響しない
正解はここをクリック
B. いいえ、一律で23文字分が消費される
(解説)たとえば、https://aaaaaa.com/でも、https://bbbbbbbbbbbbbbbbb.com/でも23文字分が消費されます。
Q3:長い文章のポスト
X(旧Twitter)で、通常の文字数制限を超えて長い文章をポストしたい場合、どのような方法があるでしょうか?
A. ポストをいくつかに分けて連続して投稿する(スレッド機能)
B. ポストの途中で「続きはこちら」と書いて、ブログなど別のサイトへのリンクを貼る
C. Xに特別料金を払って、文字数制限をなくしてもらう
正解はここをクリック
A. ポストをいくつかに分けて連続して投稿する(スレッド機能)
(解説:Xには、複数のポストを繋げて表示できる「スレッド」機能があります。長い文章を伝えたい時に、ポストを分けて投稿することで、連続した一つのまとまった情報として読んでもらえます。Bも方法としてはありますが、Aの方がX内で完結できます。Xプレミアム(有料)に加入すると、さらに多くの文字数を一度に投稿できるようになりますが、無料ではスレッド機能が便利です。)
まとめ:Xポストの文字数の制限


以上、Xポストの文字数の制限についてお伝えしました。
なんとなく耳にしたことはあるけれど、詳しくは知らなかったという方は、上記の内容を知っておくと何かと役立つはずです。
無料アカウント | 全角140文字まで、半角280文字まで(アルファベット・数字などの文字種に関係なく、1文字 = 1カウント) |
---|---|
X Premium(有料アカウント) | 半角25,000文字まで |
改行 | 1文字としてカウントされます。 |
---|---|
絵文字 | 通常は1文字としてカウントされますが、複合絵文字は2文字以上になる場合があります。 |
URL | 常に23文字分としてカウントされます。 |
ハッシュタグ | 通常のテキストと同様にカウントされます(例:#ラーメン → 5文字)。 |
スペース | 文字列内のスペース(空白)も1文字としてカウントされます。 |
Xの投稿文字数には限りがありますが、それは決して不便な制約ではありません。
むしろ、限られた中でどれだけ伝えられるかを試す、表現のトレーニングの場と言えるでしょう。
短い文章で心を動かすには、言葉の選び方や構成力が問われます。
冒頭でお伝えした私の知人のエピソードのように、「制限」があるからこそ工夫が生まれ、結果として読者に届く力強いメッセージになるのかもしれませんね。
Xでは上記以外にも基本・便利ワザがたくさんあります。その他の便利な使い方はこちらの記事をご覧ください。





最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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