Xで初めてDMを送るとき、「相手に失礼にならないか」「誤って公開ポストにならないか」と不安に感じる方は少なくありません。
実は私も初めてDMを送るとき、けっこうドキドキしたのを覚えています。

初対面の人に電話するときの緊張感と似てる…
- XでDMってどうやって送るの?
- フォローされてない人にDMを送るには?
というのは、初めのメッセージはこちらから送信したのではなく、相手から送られてきたものでした。どうやら、映画の作品レビューに関する私のポスト内容を見て送ってきてくれたようです。
私はそのDMにお礼を述べるつもりでメッセージを送ったのですが、それさえ初めての私はけっこうドキドキしました。
そこであらためてXの仕様を確認してみると、DMするためには相手が次のいずれかの条件を満たしている必要があります。
- 自分のフォロワー
- 過去にDMのやり取りがある
しかし、XのDM機能には意外と見落としがちな仕様や注意点があり、初めての人ほど戸惑いがちです。
そこで本記事では、「XでのDMの送り方(初めての方向け)」を丁寧に解説します。
【参考】 X公式ヘルプセンター「ダイレクトメッセージについて」
なお、Xのその他に関する基本・便利ワザは、《 Xの使い方大全 | 初心者向けステップバイステップで解説 》をご覧ください。


【保有資格】
・Web解析士
・Googleアナリティクス認定資格
インフラ系SEからWeb業界に転身して企画・開発に従事。SNSの色んな裏側を見てきました。
この経験を活かして、スマホやPCが苦手な方でもSNSを楽しめる情報を発信しています。
XのDMの送り方が不安?初めてでも失礼なく送る際の基本知識


初めてXでDMを送ろうとする際、「本当にこれで相手に届くのか」「誤って公開されてしまわないか」など、不安に感じる方は少なくありません。
特にXは、投稿(ポスト)とDMの区別がやや分かりにくく、操作を誤ると意図せず公開してしまうリスクもあります。
まずは、DMの基本的な仕組みと、公開ポストとの違い、活用場面をしっかり押さえておきましょう。
DMの操作方法だけでなく、ツイートやリプライとの違いが曖昧な場合は、初心者向け用語集もあわせてご覧ください。
DMとは?公開ポストとの違いと活用シーン
DM(ダイレクトメッセージ)は、X上で特定の相手と1対1、またはグループで非公開にやり取りできるメッセージ機能です。
ポスト(旧ツイート)とは異なり、他のフォロワーや第三者には一切表示されません。DMはあくまで「個人的な連絡手段」として位置付けられており、たとえば以下のような用途で活用されます。
- 仕事のやり取りや問い合わせの返信
- イベントやコラボの相談
- フォローしている相手への感謝や質問
公開ポストと違い、発言が拡散されることはありませんが、メッセージの内容やタイミングによっては相手に不快感を与えてしまうこともあるため、配慮が必要です。
初めてDMを送る際の注意点とマナー
Xで初めてDMを送る際は、丁寧な言葉づかいと配慮が欠かせません。
特に、初対面の相手やビジネス目的の場合、礼儀をわきまえた文章が信頼を得る鍵になります。また、以下のポイントに注意しましょう。
- 長文を避け、簡潔に要件を伝える
- 挨拶・名乗り・目的を明確に書く
- 返信を強要せず、相手のペースを尊重する
- 時間帯を考慮して送信する(深夜などは避ける)
さらに重要なのは、誤ってポスト欄に入力しないことです。
DMはポストとは別の画面で送信されるため、送信前に必ず「DMの画面かどうか」を確認しましょう。
DMは非公開でプライバシーに優れますが、既読回避したい場合や、迷惑対策でブロックを避けたい場合は、有料の専門ツールや高度な設定がおすすめです。
XでのDMの送り方(初めての方向け)
XのDM(ダイレクトメッセージ)は、誰とでも送受信できるわけではありません。
XのDMの送り方として、初めての方が戸惑うのが、DMをやり取りできる条件の存在です。
DMをやり取りするには相手が下記のいずれかの条件を満たしている必要があります。
- 自分のフォロワーであること
- 過去にDMのやり取りがある
それぞれについて説明します。
自分のフォロワーであること
まずXでDMを送信するための前提条件が、DMの送信相手が「自分のフォロワー」であることです。
しかし、「フォロー」や「フォロワー」はXなどのSNSサービスでは基本的な仕組みのひとつですが、初めての人にとっては少しわかりにくいですよね。
ビジネスでDMを自動化し、コミュニティ運営や収益化に繋げたいなら、外部連携できる有料ツールの導入がおすすめです。画像・動画の送信連携機能も要チェック。
フォローとは?
「この人のポスト(投稿)を今後も見たい」というとき、その人を「フォロー」します。
つまり、フォローとは「この人の情報を受け取りたい!」という意思表示です。
フォローすると、その人のポスト(投稿)が自分のタイムラインに表示されます。


相手に通知が届くので、フォローされた側も「あなたがフォローしてくれた」と気づきます。
フォロワーとは?
フォロワーとは、あなたをフォローしてくれている人のことです。「フォロー」と似ているので混同しないようにしてください。
言い換えると、あなたのファンクラブの人数と言ってもいいでしょう。
「フォロワー数~万人」といった言葉を聞いたことがあると思いますが、まさにあれはその人のファンクラブの人数といってもよく、人気のバロメーターです。
そしてあなたのポストは、フォロワーの人たちによってタイムラインで見られています。
初めてDMを送りたい場合、リプライなどで一時的に自分のアカウントをフォローしてもらうように依頼しましょう。
過去にDMのやり取りがあること
一度DMをやり取りすれば、「過去にDMのやり取りがある」に該当します。
そこからは何も設定しなくてもDMをやり取りできます。
また、例外的ですが、相手が「DM解放」設定をしていれば、例外的にすべてのユーザーからDMを受信できます。
さて、DMを送る相手が上記条件を満たしているとして、実際のDMの送り方を見ていきましょう!
【スマホアプリ版】XのDMの送り方 |初めてでも安心!
まず、画面左上のプロフィールアイコンをタップ


自分のプロフ情報が左サイドバーに表示されるので、自分の名前の下に表示されるフォローをタップしましょう。


自分をフォローしているユーザー一覧が表示されます。
その中からDMを送りたいユーザーを選んでください。


そうすると、DMを送りたい相手のプロフページが表示されます。
その中にある封筒アイコンをタップ!


メッセージ入力画面になります。


送信すると、下図のようになります。LINEの画面と似ていますね。


それでは送信したメッセージは相手側からどう見えるのでしょうか?
下図のように、メッセージを送信したユーザーのプロフとメッセージが表示されます。


Xでは個人間でのやり取りができないと思われがちですが、上記のようにDM機能を利用すればそれが可能です。
上手に使って円滑なコミュニケーションを行いましょう。
【PC版】XのDMの送り方 |初めてでも安心!
まず、画面左上のプロフィールアイコンをタップ


自分のプロフ情報が表示されるので、自分の名前の下に表示されるフォローをクリックしましょう。


自分をフォローしているユーザー一覧が表示されます。
その中からDMを送りたいユーザーを選んでください。


DMを送りたい相手のプロフページが表示されます。
その中にある封筒アイコンをタップ!


メッセージ入力画面になります。入力して送信ボタンを押してください。


送信すると下図のようになります。


それでは送信したメッセージは相手側からどう見えるのでしょうか?
下図のように、メッセージを送信したユーザーのプロフとメッセージが表示されます。


XでのDMの送り方 | 初めての人が気を付けること


XでDMを送る際、初めての人が送り方に気を付けることが2つあります。
- 操作上の注意点
- メッセージのマナー
相手が安心して返信できるように、「マナー+思いやり」を意識するだけで印象が良くなります!
それでは、上記の内容を個別に見ていきましょう。
操作上の注意点
XのDMにURLを複数記載して送信すると、スパムメッセージと判断されてDM機能が制限されるおそれがあります。
また、受信した相手方からも怪しいメッセージだと勘違いされるかもしれません。
URLの記載は必要最小限にとどめて、誤解されないよう文章で十分に説明しましょう。
そして最も気を付けたいのが、Enterキーです。
PCからDMを作成する際、いつものクセでEnterキーを押してしまいがちです。
しかしDMでは、Enterキーを押すとメッセージが送信されてしまうので、作成途中の文章が相手方に送られます。
PCからDMの文章を改行する場合は、Shift+Enterの同時押しです。
間違わないようにしてください。DM機能が制限されたり、最悪アカウント凍結に至る可能性もあるので、トラブル回避のため、専門のセキュリティ対策や、連絡手段を確保するバックアップサービスを検討しましょう。
メッセージのマナー(参考例文付き)
Xでのポストは比較的フランクな感じで作成することが多いと思います。
しかし、DMで初対面の相手にメッセージを送るときにはちょっとしたマナーが大切です。
うっかり失礼にならないよう、以下のポイントを押さえておきましょう!
まずはあいさつから!
DMは「1対1の会話」です。
いきなり本題に入るのではなく、まずは「はじめまして」「突然のご連絡失礼します」などの軽いあいさつや前置きを入れましょう。
はじめまして。突然のDM失礼いたします。
○○さんのポスト(またはプロフィール)を拝見して、ご連絡させていただきました。
DMを送る理由をはっきり伝える
「なぜ自分にDMが来たのか?」ということを相手がすぐ理解できるよう、目的を明確に伝えましょう。
○○に関して少しお伺いしたいことがあり、ご連絡しました。
お時間あるときにご対応いただけましたら幸いです。
丁寧な言葉遣い
初対面であれば敬語を使うのが社会一般の常識です。
いきなり馴れ馴れしいメッセージでは返信してもらえる可能性は皆無です。
丁寧な文章を心がけて、好印象を持ってもらえるようにしましょう。
簡潔なメッセージ
1通目のメッセージは短くわかりやすくすると好印象です。
長文を読ませることは相手の時間を奪ってしまうことにつながります。
内容を簡潔にまとめ、「詳しいことは返信をもらえたら」でOKです。
返信が来なくても催促しない
メッセージの相手方は必ずしもDMを読んでいないかもしれませんし、そもそも返信する義務もありません。
また、相手には相手のペースがあり、返信が難しい場合もあります。
催促や連投は避けて、返信を強制しない姿勢が大切です。
DMが送れない場合の対処法と設定確認


「XでDMを送ろうとしてもボタンが見当たらない」「送信できるはずなのにエラーになる」といったトラブルに直面することがあります。
DMが送れない原因は、自分自身のアカウント設定や、相手のプライバシー設定、X側の仕様による制限などさまざまです。
ここでは、代表的な原因とその対処法を分かりやすく解説します。
DMボタンが表示されない原因と解決策
DMボタンが相手のプロフィールに表示されない場合、以下のような原因が考えられます。
- 相手が自分をフォローしていない(フォロワー限定設定)
- 相手のアカウントがDM受信を制限している
- 相手がX Premium(旧Twitter Blue)ユーザーで、特定ユーザーのみにDMを許可している
- 自分のアカウントが新規または制限を受けている
対処法としては、まず相手のプロフィールを確認し、フォローされていない場合はフォローリクエストを送るのが第一歩です。
また、Xの仕様変更により、フォロー関係があってもDMボタンが表示されないこともあるため、最新のアプリやブラウザにアップデートするのも有効です。
自分のアカウント設定を見直す方法
自分の設定に原因があるケースも少なくありません。以下の手順でDMの受信設定や制限状態を確認しましょう。
- Xのプロフ画面下「…(もっと見る)」をクリック(PCの場合)
- 「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」へ進む
- 「メッセージリクエストを許可するアカウント」
また、過去にスパム行為と判断された場合など、一時的にDM機能が制限されることもあります。こうした場合は、通知欄に警告が表示されることがあるので、見逃さないよう注意が必要です。
DMが送れない原因を正しく把握し、設定を見直すことで、スムーズにメッセージをやり取りできるようになります。
クイズで確認!理解度チェック


さあ、ここまで学んだ内容を試してみる時間です!
本当に理解できているか、クイズでサクッと確認してみましょう。
もし間違えても、解説を読めば「あ、そういうことか!」と理解が深まるはずです。
全問正解できたら、あなたは完全にマスターした証拠です。準備はいいですか?
※「採点する」ボタンを押すと、各問の正解と解説が表示されます。
Xでは上記以外にも基本・便利ワザがたくさんあります。その他の便利な使い方はこちらの記事をご覧ください。


まとめ)XのDMの送り方 | 初めてでも安心の手順ガイド
以上、XでのDMの送り方が初めての方に向けてお伝えしてきました。
DMでやり取りするには相手が下記のいずれかの条件を満たしている必要があるのでご注意ください。
- 自分のフォロワー
- 過去にDMのやり取りがある
初めてDMするのはかなり緊張するだけでなく、不安に感じることは少なくありません。
特に「相手に失礼にならないか」「誤って公開ポストにならないか」といった点は初心者ほど慎重になります。
そんなときは操作上の注意点とメッセージのマナーを意識して送信してくださいね。
私も初めてDMを送る際、かなり緊張しましたが、映画の作品レビューに関するポストがきっかけでDMを受け取るという予想外の経験をしました。
- ・当サイト管理人:しゅうじが執筆。元SE/モバイル業界歴10年。
- ・国立大学大学院修了。工学修士
- ・所有資格:ウェブ解析士・Google アナリティクス認定資格
- ・実機:Google Pixel(Android 16)
- ・確認:設定アプリ/X/LINE 等
- ・再現手順:各操作を実機で再現して結果を確認









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