Xで自分の投稿を見るには、プロフィール画面から確認するのが基本ですが、過去ポストが見つからない、特定の投稿だけを検索したいといった悩みもよくあります。
結論としては、プロフィール+検索演算子を活用することで、Xで自分のポストを検索する作業がとても楽になります。
この記事では、初心者の方でも迷わず使えるように、基本操作から検索方法まで詳しく解説します。
- Xで自分の投稿を見る最もシンプルな方法
- 「自分のポストを検索」する具体的ステップ
- 投稿を日付やキーワードで絞り込む便利なテクニック
- 投稿が見つからない場合の原因と対処法
上記のポイントを押さえると、効率よく目的の投稿が見つかります。
ちなみに、私の知人は転職活動中に自分の過去ポストが気になり、延々とスクロールして探していたそうです。
この記事を読めば、あなたもその時間を大幅に節約できますよ。

ヤバそうな投稿は早めに見つけて対処!
なお、Xのその他に関する基本・便利ワザは、《 Xの使い方大全 | 初心者向けステップバイステップで解説 》をご覧ください。


【保有資格】
・Web解析士
・Googleアナリティクス認定資格
インフラ系SEからWeb業界に転身して企画・開発に従事。SNSの色んな裏側を見てきました。
この経験を活かして、スマホやPCが苦手な方でもSNSを楽しめる情報を発信しています。
Xで自分のポストを検索 | コツがわかれば自分の投稿を見るのは簡単!


Xで自分の投稿を見るにはコツがあります。
具体的には、冒頭でお伝えしたような次の2つです。
- プロフィールから検索
- 検索コマンドを使用
それぞれスマホとPCとの両方から利用可能です。
その前にまずは、Xで自分のポストを検索するための下準備をみていきましょう。
Xで自分のポストを検索するための準備
Xの仕様や検索アルゴリズムに詳しいユーザーの間では、自分のポストの検索は日常的に行われており、情報管理の基本とされています。
しかしその前に次の2つの条件を満たしているか確認しておきましょう。
- 非公開(鍵アカウント)ではないこと
- インデックスを許可していること
まず、投稿の公開範囲が「非公開(鍵アカウント)」になっていると、検索で表示されない可能性があります。
そして、アカウントの検索設定で「検索エンジンによるインデックスを許可しない」にしている場合も、外部からの検索が制限されます。
こうした点を事前に把握しておくことで、検索結果の精度が高まり、目的の投稿にスムーズにたどり着けます。
これらをクリアできていることを確認したらいよいよ、Xで自分のポストを検索していきましょう。
Xのプロフィールで自分のポストを検索する


Xのプロフィール画面を開くと、自分のポストを見られます。これは検索というよりも、一覧で自分の投稿を見るという方が正確かもしれません。
日付順に並んでおり、過去の投稿をさかのぼって見たいときに便利です。
それではさっそく、基本の確認方法を見ていきましょう。
【スマホ版】プロフィールから検索 | 自分の投稿を見る
画面左上のプロフィールアイコンをタップ


左サイドメニューが表示されるので、その上部にあるプロフィールアイコンをタップ


自分のプロフィールページが表示されます。
この画面のポストタブに表示されているポストが、自分が投稿してきた内容です。


あとは、下にスワイプしながら、目的の投稿を探してください。
検索した結果「このポスト、消したい」と思ったときは、ポストの削除手順も確認しておきましょう。
とはいえ、数十件ならこれでも構いませんが、数百件ともなるとなかなか骨の折れる作業です。
そんなときは、後述する検索コマンドを用いた方法をおススメします。
【PC版】プロフィールから検索 | 自分の投稿を見る
PCでのXで自分の投稿を見るのはスマホより簡単です。
ポスト作成フォームのプロフアイコンをクリック


マイページが表示されます。下部に表示されているポストがこれまでに投稿してきたポスト一覧です。


Xの検索コマンドで自分のポストを検索する


上記の方法で自分の投稿を見ることができますが、検索コマンドを使うとさらに効率的になります。
この検索コマンドには色々と種類がありますが、次の3つがわかりやすくておススメです。
- from:自分のユーザー名
- from:自分のユーザー名 until:日付
- from:自分のユーザー名 since:日付 until:日付
ユーザー名というのは、@から始まる名前です。
たとえば私のXアカウントの場合、@senior_snslab
がユーザー名となります。実際のXでのポストでは次のように表示されます。
元SEの経験を活かして、スマホやPCが苦手な方でもSNSを楽しめる情報を発信しています。
— しゅうじ (@senior_snslab) March 2, 2025
スマホやPCの基本操作やSNSの使い方を中心に、初心者の方にも分かりやすく解説します。
また、日付は2025-01-01
といった書式で指定します。
それでは実際に検索コマンドの使い方を見ていきましょう。
なお、検索コマンドの詳細な使い方については以下の記事をご覧ください。


from:自分のユーザー名
投稿者に自分のユーザー名を指定して検索します。


投稿を見返して内容を直したくなったときは、投稿や編集の基本操作もぜひ参考にしてみてください。
from:自分のユーザー名の後ろに半角スペースを入れて、任意のキーワードを入力するとさらに細かく指定できます。
例:from@senior_snslab ラーメン
これは、「ラーメン」という文言を含んでいる、@senior_snslab
によるポストを検索せよという意味です。
from:自分のユーザー名 until:日付
●年●月●日までに、自分が投稿したポストを検索します。


from:自分のユーザー名 since:日付 until:日付
●年●月●日~〇年〇月〇日の期間において自分が投稿したポストを検索します。


自分のポストが検索できない原因と対処法


自分のXの投稿を検索しようとしても、「思ったような結果にならない」「そもそも表示されない」といったこともあるようです。
これは検索構文のミスだけでなく、アカウントの設定やX側の仕様によっても起こり得る現象です。
ここでは、「Xで自分のポストが検索できない」「検索コマンドが効かない」といった状況で考えられる原因と、それぞれの対処法をわかりやすく解説します。
Xで自分のポストが検索できないときのチェックポイント
まずは、基本的な点から確認しましょう。
アカウントが非公開(鍵付き)になっていないか
鍵アカウントでは、自分のポストは検索結果に表示されにくくなります。
検索演算子を使っても、公開アカウントでなければ外部から検索できないため、検索対象として引っかからないことがあります。
【対処法】
- 一時的に鍵を外す(※公開範囲に注意)
- 自分のアカウント内で直接スクロールして探す方法に切り替える
投稿が検索結果に反映されるまで時間がかかっている
Xでは、リアルタイムで全投稿が検索対象になるわけではありません。
一部の投稿は検索に反映されるまで数分〜数時間の遅延があるケースもあるようです。
【対処法】
- 投稿直後であれば、時間をおいてから再検索する
- 期間指定を広げて検索範囲を広げる
検索コマンドが効かない場合の理由と対策
検索構文を正しく入力していないとの投稿はヒットしません。
特にスマホでは、全角スペースや記号の打ち間違いが原因で検索に失敗することがよくあります。
よくある入力ミスの例
誤った入力例 | 正しい構文 |
---|---|
from:user name (コロンが全角) | from:username (コロンを半角に!) |
from:username since:2024-01-01 (コロンが全角) | from:username since:2024-01-01 (コロンを半角に!) |
スペースが抜けている | from:username キーワード |
【対処法】
- 検索演算子(コマンド)はすべて半角英数で入力
- スペースや記号、日付形式を正確に打つ
- 必要に応じて「X 高度な検索」などのGUIツールを活用するのも◎
それでも検索できない場合は?
それでもヒットしない場合は、次の可能性を疑ってみてください:
- 投稿が削除されている
- アカウント制限や一時凍結中
- X側の不具合や検索インデックスの遅延
これらはユーザー側で完全にコントロールできるものではないため、少し時間をおいて再度検索を試すのが有効です。
FAQ(よくある質問)


ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。
そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。
- 自分のポストだけを検索する最も簡単な方法は?
-
検索窓に「
from:あなたのユーザー名
」と入力するだけで、自分の投稿だけを絞り込んで表示できます。ここにキーワードを加えることで、特定の話題の投稿も簡単に見つかります。
- 検索演算子って何ですか? 初心者でも使えますか?
-
検索演算子とは、Xでの検索時に使える「特定条件で絞り込むためのコマンド」です。たとえば
from:
やsince:
などがあり、シンプルなので初心者でも数分で覚えられます。 - 「検索できない」と表示されてしまうのはなぜ?
-
以下の原因が考えられます:
- アカウントが非公開(鍵付き)になっている
- 投稿直後で検索結果にまだ反映されていない
- 検索構文の打ち間違い(全角記号やスペース忘れなど)
- アカウントが一時制限・凍結状態にある
構文を見直したり、時間を置いて再検索してみると改善する場合があります。
- 投稿の日付を指定して検索するには?
-
以下のように検索コマンドを組み合わせます:
from:username since:2023-01-01 until:2023-01-31
この構文で、2023年1月に投稿したポストだけを表示可能です。 - モバイルアプリでも同じように検索できますか?
-
はい、スマホアプリの検索バーでも検索演算子は使えます。ただし文字入力時にミスが起きやすいため、
必要に応じて「メモアプリで構文を作ってからコピペする」など工夫するとスムーズです。
クイズで確認!理解度チェック


本記事の理解度の確認クイズです!
はたして何問正解できるでしょうか?
Q1: ユーザー名とキーワード検索:その1
X(旧Twitter)で自分の過去のポスト(ツイート)を検索したい時、検索ボックスに自分のユーザー名(例: @yourusername
)と検索したいキーワードを組み合わせることで、効率的に探すことができます。では、特定の期間(例: 2023年1月1日から2023年12月31日まで)に投稿した自分のポストを検索する際に、ユーザー名とキーワードの他にどのような検索演算子を使うと良いでしょうか?
A before:YYYY-MM-DD after:YYYY-MM-DD
B from:YYYY-MM-DD to:YYYY-MM-DD
C since:YYYY-MM-DD until:YYYY-MM-DD
正解はここをクリック
C since:YYYY-MM-DD until:YYYY-MM-DD
例: @yourusername キーワード since:2023-01-01 until:2023-12-31
Q2: ユーザー名とキーワード検索:その2
Xの検索機能では、自分のポストだけでなく、特定のユーザーが特定のキーワードについて言及したポストも検索できます。もし、あなたがXの検索機能を使って、**「ある特定のユーザーが投稿した『猫』という単語を含むポスト」**だけを効率的に検索したい場合、検索ボックスにどのように入力すれば良いでしょうか?
A user:ユーザー名 猫
B from:ユーザー名 猫
C @ユーザー名 "猫"
正解はここをクリック
B from:ユーザー名 猫
例: from:@elonmusk 猫
Q3:ハッシュタグ
Xで自分の過去のポストを振り返る際、「特定のアカウントへの返信」や「特定のハッシュタグが含まれるポスト」だけを見たいことがあります。自分のポストの中から、特定のハッシュタグ(例: #今日の出来事)が付いたものだけを検索したい場合、最もシンプルな検索方法は何でしょうか?
A my posts #ハッシュタグ
B from:自分のユーザー名 #ハッシュタグ
C 自分のユーザー名 hashtag:#ハッシュタグ
正解はここをクリック
B from:自分のユーザー名 #ハッシュタグ
例: from:@yourusername #今日の出来事
まとめ)Xで自分の投稿を見る方法


本記事では、Xで自分の投稿を見る方法をお伝えしてきました。
一番手軽なのはプロフィールページの下にある自分の投稿を見る方法ですが、日時を指定したいのなら検索コマンドを使ってください。
- from:自分のユーザー名
- from:自分のユーザー名 until:日付
- from:自分のユーザー名 since:日付 until:日付
投稿数が多くなるほど、必要な情報を手作業で探すのは現実的ではなくなりますが、検索機能やコマンドをうまく使えば、短時間で目的のポストにたどり着くことが可能です。
本記事で紹介した方法や準備を実践することで、過去の投稿を削除したり、再利用したりといった管理が格段にしやすくなります。
Xを単なるSNSとしてではなく、価値ある情報の蓄積ツールとして活用したい方にとって、自分のポストを検索するスキルは必須といえるでしょう。
Xでは上記以外にも基本・便利ワザがたくさんあります。その他の便利な使い方はこちらの記事をご覧ください。





最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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