SNSは若者のものと思いがちですが、実はシニア世代の方にこそ便利な情報収集・交流の場です。
なかでもX(旧Twitter)は短文で気軽に発信・閲覧ができるため、パソコンやスマートフォンに不慣れな方でも始めやすいのが特長です。
しかし、独特な用語や機能に戸惑う方も多いのではないでしょうか?

そうそう、用語の意味が一番の苦手要素…
そこで本記事では、Xで頻繁に使われる用語を厳選し、シニア世代の方にもわかりやすく丁寧に解説しています。
SNSが当たり前の世代には当たり前でも、シニア世代には「よくわからない世界」。
この辞典は、そんな方のために「読んでわかる」「使えて安心」をモットーに作成しました。
実際に60代以上のスマートフォン初心者ユーザーから集めた質問や悩みをもとに、わかりやすく・優しくまとめました。
なお、LINEのその他に関する基本・便利ワザは、《 LINE(ライン)の使い方・始め方 | シニアや高齢者、大歓迎! 》をご覧ください!


【保有資格】
・Web解析士
・Googleアナリティクス認定資格
インフラ系SEからWeb業界に転身して企画・開発に従事。SNSの色んな裏側を見てきました。
この経験を活かして、スマホやPCが苦手な方でもSNSを楽しめる情報を発信しています。
X(旧Twitter)用語辞典【シニア向け・完全版|約3000文字】
この用語辞典は、「ネットは怖い」「難しそう」と感じていたシニア世代が、Xを使いこなし、安心して情報を発信・共有できることを目指して企画しました。
- 知識ゼロでも大丈夫。 分かりやすい言葉と例を使って説明。
- 安全に使うための注意点も合わせて記載。
- 実体験の声や感情に寄り添う視点を取り入れたオリジナルの構成。
ネットに慣れていない方も、少しずつこの用語辞典を参考にしてSNSの世界に一歩踏み出してみてください。きっと、新しいつながりや楽しみが見つかるはずです。
「ややこしいネット用語に戸惑うことなく、家族や友人との交流をもっと楽しんでほしい。」
そんな思いから、SNS用語を理解するための「使える辞典」を作成してみました。
ポスト(旧ツイート)
Xに投稿される文章や画像、動画などのことです。
実は、2023年にサービス名称がTwitterからXに変更されたことをご存じでしょうか?
これに伴い、投稿される文章や画像、動画のことを「ツイート」から「ポスト」に名称変更されました。
1回の投稿には最大280文字(日本語はほぼ140〜150文字程度)まで書けます。ちょっとした日記のように使うのもおすすめです。
- 使い方: 日常の出来事を日記のように投稿する。
- 例:「今日はいい天気!庭のバラが満開です🌹」
- ポイント: 難しく考えず「ひとこと感想」でOK。


リポスト(旧リツイート)
他人のポストを自分のタイムラインで再共有する機能です。
ニュースや感動した話題、共感した意見などを多くの人に伝えたいときに使います。いわゆる「拡散」したいときなどにこのリポスト機能を使用します。
コメントをつけて投稿する「引用リポスト」も可能です。
- 使い方: 他人のポストを自分のタイムラインで再共有する。
- 例:「まさにその通りだと思います」+引用リポスト。
- ポイント: 他人のポストを広めたい時に使う。


いいね
ハートマークを押すと「いいね」になり、投稿者に「共感しました」「読みました」という意思を示せます。
気軽にリアクションを返す手段の一つで、使われた方も嬉しく感じることが多いです。
自分の「いいね」履歴は後から一覧で見返せます。


フォロー/フォロワー
「フォロー」とは、そのユーザーのファンクラブに入会するようなものです。
ファンクラブと言ってもお金を払って入会するといったものではなく、誰でもすぐに出入りが可能な気軽なものです。すぐに「フォロー」を外して脱退することもできます。
フォローしたいユーザーを見つけたら、そのユーザーのプロフィール画面で「フォローする」ボタンを押すだけです。
一方、「フォロワー」は自分のファンクラブの会員のことです。情報発信する人が増えるとフォロワーも増える傾向にあります。
- 実体験例: 70代男性が俳句を毎日ポストしたところ、同じ趣味の仲間が増え、フォロワーが200人以上に。
- 補足:無理にフォロー返し(相互フォロー)をする必要はありません。
タイムライン(TL)
最新ポストが時系列で表示される画面のことです。


このタイムラインには、自分がフォローしている人や、あなたの趣味・趣向に関連するポスト(XのAIシステムが普段の閲覧履歴から判断)が表示されます。
これを例えるなら、インターネット新聞です。
新聞の見出しのように、多くの情報をざっと見渡せるため、朝のチェックにぴったりです。
ハッシュタグ(#)
投稿のテーマや内容を分類するためのキーワードです。#紅葉、#猫好き など、共通の話題を見つけるのに役立ちます。
#(シャープ)のあとに言葉をつなげて使います。
クリックすれば、同じハッシュタグが付いている他人の投稿も一覧で見ることができます。
- 使い方の例:「#日帰り旅行 #鎌倉散歩」
- 注意:半角スペースで区切り、記号や句読点は使わないのが基本です。
DM(ダイレクトメッセージ)
他のユーザーと非公開で1対1のやり取りができる機能です。LINEのように使えます。
電話番号やメールアドレスが分からなくても、X上で連絡を取ることが可能です。
注意点:知らない相手からのDMは詐欺の可能性もあるため、慎重に対応しましょう。そのため、フォロー/フォロワー関係がある人のみに限定する設定も可能です。
ブックマーク
気になる投稿を保存しておける機能です。
いいねとは違い、相手には通知されません。「あとで読みたい」「参考にしたい」と思った投稿に便利です。
興味・関心のある内容(新製品の情報やレシピなど)をブックマークしておくと便利です。
トレンド
X上で話題になっているキーワードやハッシュタグのランキングです。
世の中の流行や出来事を簡単に把握できるので、ニュースアプリ代わりに活用している人も多くいます。
スレッド
複数の投稿をつなげて、一つの長文として展開する形式です。
- 使い方の例:「〇〇について話します(1/3)」→(2/3)、(3/3)と続ける。
- 便利な場面:旅行記、レシピ、体験談など、文章量が多い内容をポストするのに最適です。


ミュート/ブロック
- ミュート:特定の人の投稿だけを自分の画面から見えなくする機能。相手には知られません。
- ブロック:完全に相手と接触を断つ機能。相手からも自分が見えなくなります。
注意:ブロックすると相手に気づかれることがあります。
スパム
広告や詐欺、偽情報などの迷惑な投稿です。
見つけたら「通報」や「ブロック」で対処しましょう。
例:「今すぐ100万円がもらえる」「こちらのURLをクリック」などは要注意。
なりすまし
他人の名前や写真を使い、本人のふりをして活動する迷惑ユーザーです。
公式マークのない有名人アカウントや、不自然なプロフィールには注意が必要です。
安全に使うための3つの心得
- 怪しいリンクは絶対にクリックしない:突然のDMや知らない投稿に要注意!
- パスワードは定期的に変更:英数字を混ぜた強いパスワードにしましょう。
- 知らない人とのDMは基本無視する:特に投資話や副業の勧誘には乗らないこと。
おわりに|SNSは怖くない!正しく知れば楽しく使える便利な道具


X(旧Twitter)は、日常のちょっとした感動や情報を共有できる、非常に便利なサービスです。
最初は用語の多さに戸惑うかもしれませんが、少しずつ慣れていけば自然と楽しく使えるようになります。
この用語辞典を参考に、安全かつ安心して、あなたらしいSNSライフをスタートさせてみてください。
家族との交流や趣味の記録、社会とのつながりを持つための一助となれば幸いです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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